記事更新 :2016.4.22
ボランティアの受け入れが開始しています。
※あくまで個人的な見解なので、本当にボランティアに行きたい方はちゃんと調べること。ボランティアの募集があるかないかを確認してください。
熊本震災・・・・すごい心配です。
胸が苦しくなる。自分にやれることがないのかと思います。
当たり前じゃないことが起こっているのに、地域が違うだけで関係がないのだ。
普段と同じ日常がはじまる。違和感がある。世の中の歯車のようなものか。
なんとも歯がゆい。いいのか?私に何かできることがあればなんでもやりたい。
連日地震の報道を見ている。心配なので現地の情報を知りたいと思うが・・・。
テレビ報道はすごくキライなものもある。
特に遺族にコメントを求めるリポーターの報道だ。
私も昔、山岳事故で大切な後輩を失くしたことがある。
悪天候で1週間山小屋に閉じ込めらた。
山岳救助隊に救出された。命からがら、泣きながら下山した。
その時にも「なんでこんなことになったんですか?」「どう思いますか?」
と、コメントを求められた。
なんて本当に心無いメディアの報道だ。
ただの人集めのネタにされるだけで、そこには心配も何もない気がした。
本当に腹が立つ!!!胸糞が悪い!!
消防隊についていくリポーターとかも考えられない!!
何をしてんだ!!リポーターふざけるなよ!!と思ってしまった。
仕事だからしてもいいものか?完全に邪魔してるよね。
むー!!!
東北のボランティアにずっと行っていたので(今でも年に何度か言ってる)
友人から多数の問い合わせが私にきている。
「熊本のボランティアに行きたい。どうすればいいのか?」
私が東北のボランティアに参加していたやり方は次のとおり。
①市役所へ電話し、ボランティアの受け入れがあるかの確認
②ボランティアセンターへ連絡しボランティアの募集があるかの確認
③NPO法人のボランティア団体へ連絡
他:ボランティア保険の加入
大きくはこの3つ。
たったこれだけなんですが、以外と知らない人がおおい。
っていうか、ボランティアは「気持ちでやる」みたいなワケがわからない人が多すぎる。「とりあえず現場に行く」ホントにやめとけ!!
気持ち云々カンヌン言う前によく考えろ!!
【災害ボランティア】は気持ちだけでは無理なんだよ!!
災害ボランティアとは
災害時のボランティアの心構え
1 自分自身の自立
被災地ではボランティア自身の飲料水や食品等の調達や、宿泊場所の確保が困難であることが想定されます。事前に現地の状況把握をした上で、必需品を確認・調達し、一般的に、水、飲料水、宿泊用テントや寝袋、活動に必要な機材(懐中電灯、ラジオ、携帯電話等)は自分で確保し、自活できるように準備していくことが大切です。
2 状況を知る
活動を始めるにあたっては、現地の活動団体等に参加し、オリエンテーションを受けることが大切です。そのことが、詳しい現地の状況を知ることにも、自分の活動内容や役割を確認することにもなります。
3 意思の疎通
被災地では、被害を受けた人が「被災者」という名のもとに、一括されることに抵抗を感じる人もいます。どんな状況であれ、相手の気持ちを大切にし、尊重する気持ちをもって意思の疎通を図るように心がけましょう。
4 意思の尊重
災害時のボランティアは、被災者の生活を支援することを目的に活動します。活動は、「~してあげる」といった押しつけがましいものでなく、被災者の意思を尊重し活動することが大切です。
5 考えた行動
ボランティアとしてできること、できないこと、してはいけないことを考えて無理のない活動をすることが必要です。活動自体が被災者の自立を阻害したり、自らが危険に陥ったりしないよう心がけることが大切です。
6 健康管理
ケガや病気、事故に充分注意し、また、過労や睡眠不足にならないように健康管理に注意することが大切です。(二次災害が起こらないようにするのもボランティアの努めです。)
7 保険の加入
事故に備えてボランティア活動保険に加入しておきましょう。
※受入れ体制がある上での心構え
お話しを聞いていると次のことがしたい
という話が多く出た。東北のボランティアでも実施してる映像はよく流れてた。
①ガレキの撤去必要でしょ!私やるわw!
②焚き出しの手伝いがしたい!人が足りてないだろう!
③資格を持っているので何かできる!!医療関係者だから!!
ふざけんな!!!落ち着いてよく考えてほしい。
①市役所へ電話し、ボランティアの受け入れがあるかの確認
市役所が現時点でどうなっているか考えてみて!!
情報集や住民の対応であちこちパンクしているかもしれない。
電話もするべきではないかもしれない。
と考えたらボランティア窓口なんて設置する余裕はないよ!!
②ボランティアセンターへ連絡しボランティアの募集があるかの確認
ボランティアセンターも同様。
現時点のボランティアセンターのメンバーでボランティアでなにかできるかどうかを精査しているかもしれない。独自でボランティア活動はできないので情報集する必要がある。受け入れ窓口設置の余裕はないのではないだろうか。
③NPO法人のボランティア団体へ連絡
上記と同様
③ボランティア保険の加入
これは必要だから個人的に加入しておこう。
大阪市ボランティア・市民活動センター|ボランティア保険について
→私登録してます。
今はボランティアを必要としているワケじゃないと思うんだ。
①ガレキの撤去必要でしょ!私やるわw!
余震が続いてい状況でガレキの撤去はできない。
それ以前に今はそこじゃない。
次の段階で撤去などがはじまると思う。
②焚き出しの手伝いがしたい!人が足りてないだろう!
人が足りてない!誰かきてください!
という話があれば必要なのかもしれない。
「だろう!」で動くのはちょっと危険だし迷惑かかるかも。
③資格を持っているので何かできる!!医療関係者だから!!
本当にそうならちゃんとしたルート
病院のつながりから、必要かどうかを確認して行くべきだろう。
どこのだれかも知らない人を頼らないかもしれない。
身元をはっきりさせるためにもあなたの上司にも相談するべきだろうと思う。
追記:ボランティアの受け入れが始まりました!!
スピーディーに情報が変わるのでしっかりと調べて現地にいきましょう!
人と人がかかわるのがボランティアです。気を引き締めていきましょう!
下記参考リンク
熊本県のボランティアセンターだ。
ここの情報がメイン情報だと思われます。
今は第五報が出ている。確認しよう。
ボランティアの受け入れ体制ができてから。
とのこと。
こちらの記事はボランティアを受け入れているような記事タイトルだけど、中身は募集などではなく、心理的応急措置を忘れずにということを言っている。
熊本震災以降の更新がない
募集はやはりしていないようだ
ボランティアに行かれる際は
しっかりと確認してから行動に移しましょう!!
※現地への電話による問い合わせもよく考えてお願いします。
ネットなどでしっかりと確認してまいりましょう。
電話が邪魔になる場合も大きく考えられます。
よろしくお願いいたします。